2011年6月4日土曜日

大学教育学会第33回大会

 2011年6月4日(土曜日)~6月5日(日曜日)の日程で大学教育学会第33回大会が開催された。会場は1日目が桜美林大学多摩アカデミーヒルズ,2日目が町田キャンパス。以下,学会参加の覚え書き。

今回の総合テーマは「大学教育の質とは何かーふたたび大学のレゾンデートルを問うー」であった。大学教育における質保証は近年の最大の関心事とされており,シラバスやGPA制度の導入,成績評価の厳格化などさまざまな改革が求められている。いままでは大学の画一化を促進してきたが,今後は独自性を追求してく必要がある。このような観点からシンボジウム,ラウンドテーブル,自由研究発表などが行われた。

<第1日>
シンポジウムI  現代における生涯発達と大学教育
以下の3つの発表およびディスカッション。
山崎洋子(武庫川女子大学)「キャリア形成とライフサイクル」
筒井洋一(京都精華大学)「大学入学のレディネス」
発表要旨録集とは違うタイトルで「大学教育のジェネリックスキルと教育方法」というタイトルでのお話をされた。主には「言語表現科目」,日本語表現法科目の拡大についての話であった。1990年代初頭には数パーセントの実施率だったものが,2010年には実施する大学が85%へと拡大してきている。このような科目を導入することにより,形式面でのスキル向上の効果がある。また担当者として非専門家が参入するという特徴がある。日本語表現法の今後の方向性としては1)専門的な深化,2)ステークホルダーの拡大,3)社会への拡大,などが考えられる。また今後の課題として1)「話す,聴く」の重視,2)相手を意識すること,3)相手の話を聴くことがある。最後にキーワードとして「専門的な能力や知識「異質なものとの共存」「社会で生きる意味」「ダイアローグ」を挙げられた。

足立寛(立教大学セカンドステージ大学事務室)「生涯発達と大学教育」
2008年に開校した立教セカンドステージ大学の説明。団塊世代を中心とするシニア層のニーズや特徴に注目しできるかぎり安い受講料(登録料込みで年間40万円)で50歳以上の人を対象とした教育を展開している。その大学の概要および課題や問題点などについてデータを交えながら説明をされた。

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フロアからの質問としては「生涯発達」と「生涯教育」の差が不明瞭との指摘,また「言語表現科目」などのコミュニケーション能力育成のための科目に対する疑問が呈された。残念ながら生涯発達と大学教育とのかかわりがあまり理解できなかった。

シンポジウムII 大学教育における質保証の実践的展開とその意味
 
川島啓二氏(国立教育政策研究所企画員)と中村雅子氏(桜美林大学)の司会で始まったシンポジウム。若手の研究者を中心とした発表で活発な議論が交わされるシンポジウムとなった。発表は以下の3つ。

佐藤浩章(愛媛大学)「3つのポリシーの策定と一貫性構築によるカリキュラムの質保証」
3つのポリシーの策定と一貫性構築の取組みは1)説明責任,2)学生の学習効果を最大限に高める教育・学習戦略としてだけではなく,3)教職員がカリキュラム開発手法を学ぶ能力開発の機会(FD)として位置づける必要がある。この取組みを組織的に展開する手法として愛媛大学での実践事例を紹介された。

  1. ・組織体制づくり
学部教員,学部教育責任者,全学教育担当管理者(教育担当理事・副学長),全学FD担当者(高等教育センター等教職員)の4者が関与して全学的に進めることが望ましい。愛媛大学では教育企画室(全学FD担当者)が主催する2007~2009年度の4年間に「学士課程の体系化」をテーマにした教育コーディネーター(学部教育責任者)研修会(全18回)を通して取組みを進めた。

ステップとしては1)目指すべき人材像(私立大学の場合は建学の精神,国公立大学の場合は大学憲章などを策定
),2)ディプロマ・ポリシー(教育活動の正課として学生に保証する最低限の能力<卒業時>を記載)の策定,3)アドミッション・ポリシー(DPの内容と混在したり,それを超えてしまうようなものであってはいけない)の策定,4)カリキュラム・ポリシーの策定(カリキュラム・チェックリストやカリキュラム・マップの作成),5)カリキュラム評価手法の策定(試験,面接,観察評価,卒業論文,ラーニング・ポートフォリオなど),の順番に行い,PDCAサイクルを持続的に循環させていく。愛媛大学では2010年度にコーディネーター研修会で,カリキュラム評価結果の自己点検を行った。

本取組みの効果を検証するために教育コーディネータに対してアンケートおよびインタビュー調査を行ったところ,教育目標を構成員で共有できた,シラバスの書き方に統一性が見られるようになった,受験生への説明がしやすくなった,という点において成果が認められた一方,全教員への浸透が困難,学生への周知ができていない,教育コーディネーター作業負担などに課題が残されていることが明らかになった。また専門分野の知識特性も影響を与えている(例えば文系の学部ではカリキュラム・マップを作りにくいなど)。

筒井泉雄(一橋大学)「GPA制度本格導入と成績評価を考える」
一橋大学では7年間の議論を経て2010年度よりGPA制度を導入した。その契機となったのは学生による成績評価アンケートと大学審議会の答申であった(また後援会からの留学を意識した強い要請)。本発表ではその経緯や成果を報告された。

一橋大学では卒業要件としてGPA 1.8(条件が整えば2.0を検討する)を課している。またGPA制度のサポートとして「履修撤回(成績が危ういと思えば履修を撤回できる)」,「上書き再履修(成績の悪かった科目を取り直すと成績が上書きされる)」などを導入した。また緊急の対応が必要とされるものに,低GPA取得者の対策がある。そこで語学や体育などの必修のクラスを理容師,低GPA学生を早期発見するとともに,履修相談や指導なども行っている。2010年度のデータとしてはGPAが2.0以下の学生は160/1000名(夏),120/1000名(年度末)であった。面談などをして対応したが学校に来ない,あるいは発達障害などの問題も明らかになり,今後の新しい課題として対応が必要である。

またGPA導入により明らかになったのはいわゆる楽勝科目への殺到,クラス分けのためのTOEIC受験における手抜き,などが挙げられる。またゼミなどの評価はE ,Fの2種類でありGPAには反映されないなどの問題もある。

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フロアからの質問が集中したのがこの発表。「そもそも何でGPAを導入したのか」,「好きな科目をがんばり,嫌いな科目は合格ラインすれすれで単位を取るような学生はだめなのか」などの質問があった。筒井先生によれば足掛け7年間の議論を経て導入を決めたということであるが,発表で報告されいているような状況は,実施前から想定できるものが多いのではないだろうか。GPAは現在の高等教育におけるキーワードのようになっているが,そもそもの導入の目的についてもう少し議論を深める必要があるだろう。

山田剛史(愛媛大学)「学生調査の開発とマルチレベルFDとの連動による教育の質保証」
2011年4月より愛媛大学教育・学生支援機構教育企画室に移られたそうで,本発表は島根大学教育開発センターに所属していた時の報告。

教育の質保証という文脈において学生調査(アセスメント)は重要な役割を果たしている(assessmentは価値判断を伴うものであり,evaluationは中立的なものであり,目標が必要)。近年は教員の印象や経験に依存した改革ではないIR(Institutional Research)が注目を集めており,その中でも教学領域に特化したものを教学IRと呼び,学生調査の開発・実施・運用も含んでいる。

こうした学生調査は改善・向上(Improvement)を目的としたものと説明責任(Accountability)を目的としたものが存在し,どちらに依って立つかによってアプローチは異なってくる(前者はFD,後者は外部評価と親和性が高い)。

島根大学教育開発センターでは,「学生の学びと育ち」をとらえるための各種学生調査を行っている。主なものとしてはミクロ学生による授業評価),ミドル(初年次学生調査(プログラム評価)),マクロ(入学時調査(診断的評価),卒業生・修了生調査(統括的評価))などがある。各種調査ではカレッジ・インパクト理論(Pascarella & Terenzini, 2005)のI-E-O (Input, Environment, Outcome/Output)モデル(Astin, 1993)や学生エンゲージメント(Student engagement)研究(Kuh, 2001; Harper & Quaye, 2009)を分析の参照フレームとしており,調査の結果をそれぞれのレベルに応じて利用している。

継続的な実施,また結果を組織の意思決定や職員,学生へのフィードバックとして利用するといった点においては,まだ課題が残されており,インフラ整備や人材の養成,大学執行部による理解の深化なども必要になるだろう。

<参考文献>
Astin, A.W. 1993. Assessment for excellence: The philosophy and practice of assessment and evaluation in higher education, ORXY Press.
Harper, S.R. & Quaye, S.J. (Eds.) 2009. Student engagement in higher education: Theoretical perspectives and practical approaches for diverse populations. Routledge.
Kuh, G.D. 2001. Assessing what really matters to student learning: Inside the National Survey of Student Engagement. Change, 33(3), 10-17.
Pascarella, E.T. & Terenzini, P.T. 2005. How college affects students. Jossey-Bass.
Suskie, L. 2009. Assessing student learning: A common sense guide.

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個人的にはこのシンポジウムが一番面白かった。若手の研究者が大学でのFDに積極的にかかわった実践の報告であり,単なる経験や感想に留まらず,きちんとした海外での実践や研究成果にも基づいている。高等教育における研究はまだ発展途上なんだろうけど,今後こういった人たちが道を拓いていくんだろうし,そうであって欲しいなと思う。

<第2日>
テーブル3 大学におけるカリキュラムの設計と実施(カリキュラム・マネジメント)ー大学人の協働可能性ー
池田輝政(名城大学)「学士課程のカリキュラム設計における教職協働」
2008年3月専門を重視したリベラルアーツ系学部」コンセプトの全学合意。
R. Diamond (1998)のカリキュラムデザイン法に基づき,コース設計と全体設計を行う。

育成人材像(教育)と入学者像(学習)の議論と形成などを意識した上で,「科学コミュニケーション学部(仮称)」の設立を目指したが,大学協議会で不承認。

赤堀侃司「大学におけるインストラクショナル・デザイン(ID)
秦敬治(愛媛大学)「大学におけるかりキュラム・マネジメントのプロセス」
初等・中等教育を中心に教育課程経営(1984~1990年)→教育課程基準の大綱化・弾力化(1998~2000)→カリキュラム・マネジメント(2002年)。

カリキュラム・マネジメントを促進していく上での基軸の一つは関係者の協働である(中留)。

カリキュラム文化と組織文化の間には高い相関がある。

これまでは教員主体,職員主体でカリキュラムに関する分担をしていたが。これからは教員主体,職員主体,そして協働業務を行う必要がある。

P.F.ドラッカーの引用<組織や大学について>

サイクルとして考えその中で教職協働の一環としてチームで行うことが必要。また今までは専門教育,共通教育,正課外教育が分断されていたものを今後はリンクさせてマネジメントをする必要がある。愛媛大学では正課外ではなく,正課補教育と名称を変更することを検討している。

その他,気になった発表を備忘録。
皆本晃弥 他(佐賀大学)「佐賀大学学士力とチューター制度を利用したラーニング・ポートフォリオシステムの開発」
ポートフォリオで学士力を評価するという試み。

山藤誠司(桜美林大学)・安岡高志(立命館大学)「オンデマンド授業における学習意欲を継続させるための方策」
オンデマンド授業の問題点などを探った報告。今後こういった報告は必要になると思う。時間があれば,いろいろ質問したかったのだけど・・・。

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高等教育において,分野をまたがって様々な人たちが実践や改革を行っている様子がよくわかった。今回気になったのは学生が参画するFD(聞けなかったけど)があるということだ。「学生=顧客」という図式を鵜呑みにしてしまうのはまずいと思うんだけど,学生の声を受け止め教員の教育実践との擦り合わせを行うというのは大切なことだろう。

極論を言えば,今まで教育に無頓着だった高等教育機関が積極的に改善に努めていると言える。でも,こういう学会での報告を聞くとすべてが順調に進んでいるかのように思えるが,実際にはどこの大学でも様々な抵抗に合っているようである。

今回特に感じたのは今までは自分自身の経験や海外での研究をそのまま援用しているだけだったものが,少し説得力のある議論になってきているということだ。「高等教育学」というものがあるとすれば,それが形を作り始めているとも言えるかもしれない。正直な話,「教育」というものを科学的に話し合うことに関しては,少々疑問を感じていたのだが,今回の学会ではそのような私でもはっとさせられるような報告が散見された。

2011年4月1日金曜日

2010年度後期授業アンケート

後期末に行った授業アンケートの集計結果が返ってきた。2011年度も始まったことだし,ちょっと遅れたけどまとめておく。設問は各5点満点(A=5,B=4,C=3,D=1の加重平均)。

「e-learning英語II」履修者数43名(回答者数34名)
【授業の体系性】
設問平均4.6(科目別平均4.7,受講者数平均4.6)
【教授方法・講義内容】
設問平均4.7(科目別平均4.5,受講者数平均4.4)

【授業の体系性」については評価があまり芳しくなかった。原因としては「授業時間や授業回数はきちんと守られていましたか」の設問に対する評価が4.6(科目平均4.8,受講者数平均4.7)だったことに原因があるようだ。「e-learning英語」科目はTOEIC Bridgeの試験日以降の授業を前倒し補講しなければいけないのだけれど,その行い方(eラーニング中心)に問題があったんだろうか・・・。【教授方法・講義内容】に関しては,「教員の話し方や声の大きさは適切でしたか」が4.8,「学生の反応や理解度を見ながら授業が進められていましたか」が4.8をはじめとして,概ね良い評価をいただいた。「授業を通して新しい知識や理論,考え方がわかるようになりましたか」は4.5だった(科目別平均4.3,受講者数平均4.1)。平均に比べれば良いのだけれど,この設問に関してはもう少し高評価を得られるようにしたい。

【自由記述欄】
・「文法のことなど丁ねいに説明してくれたので長年もやもやしていたものが解決しました。ありがとうございました。」=そのような指導を心がけたつもりだったので、良かったです。
・「先生や学生アシスタントの先生がとても分かりやすく教えてくれたし、優しかったのでたのしかった。」=この科目には英語ピアを導入しているので,ピアをしてくれた子も喜んでくれていることでしょう。
・「e-ランはいらないです。力にならないです。」=そういう声も多いですね。eラーニングは使い方だとは思うのですが,このような声を真摯に受け止めて改善していきたいと思います(ということで「e-learning英語」という科目は無くなりました)。

「ゼミナールII」履修者数15名(回答者数15名)
【授業の体系性】
設問平均4.8(科目別平均4.8,受講者数平均4.8)
【教授内容・講義内容】
設問平均4.7(科目別平均4.6,受講者数平均4.6)

少人数のクラスということで,それなりの高評価をいただきました。特に【教授内容・講義内容】において,「教員の話し方や声の大きさは適切でしたか」,「教員は学生の質問などに適切に対応していましたか」,「学生の反応や理解度をみながら授業が進められていましたか」,「黒板・ホワイトボード・プロジェクタ等の使用は適切でしたか」については4.9だった。これらは平均よりも高いので,素直に嬉しい。一方,「学習に対する興味・関心を刺激する授業でしたか」,「授業の内容は理解できましたか」,「課題(発表、レポート、小テスト等)は、勉学を深める上で役立ちましたか」は4.5だった。平均とそんなに異ならないのだけれど,どちらかと言えばこれらの設問で高い評価を得られるようにならなければいけないと思う。

【自由記述欄】
・「発表後の先生の解説がとても分かりやすくて、理解が深まりました。先生のお話しはとても興味が湧きます。ポートフォリオなどで予習のポイントを載せて下さるなど、生徒のことを考えたサポートが嬉しいです。これからもよろしくお願いします。」=模範解答です!!!(笑)
・「適度に雑談もあり、楽しかった。」=過度じゃなくて良かった。
・「教室が暑い」/「教室が遠い」=僕の責任じゃないよ,それは。

「英語の諸相II」履修者数39名(回答者数30名)
【授業の体系性】
設問平均4.9(科目別平均4.8,受講者数平均4.7)
【教授内容・講義内容】
設問平均4.9(科目別平均4.6,受講者数平均4.5)

英語の教科書を使って行う授業なので,とても大変な授業はずなのだけれど,少人数であるせいか,意外と高評価をしていただきました。やはり大学生ということで,ある程度難しいものを丁寧に教えるという授業は,一部の学生には受け入れてもらえるのかもしれない。

【自由記述欄】
・「今まで学んだことのない分野だったので、新しい発見がたくさんある授業でした。先生が、難しい理論を分かりやすく例などを出して説明してくれたので理解することができました。」
・「先生の話の内容もおもしろく、テンポよく授業が進められていたので、1コマがあっという間に終わったように思えるくらい楽しかったです。また、ハンドアウトも理解に役立つ内容で助かりました。」
・「人が少ないので、1授業につき1回は必ず当たるのはドキドキでしたが、会話とか発言などの返し方とかの勉強にもなったり(誘われて断わる方法とか)して、楽しかったです。」=このような具体的な記述が多いのも,この授業の特徴。
・「教科書が説明が長いし分かりづらかったです。」=当然の反応だと思います。英語英文学科に入ったからにはこのレベルの教科書は読めるようになって欲しいとは思いますが。
・たまに授業が長引いて、バスに乗れない。」=うそー,そんなに長引いたこと無いはずだけど・・・。

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実はゼミナールIV(卒業年次生)でもアンケートをとったのだけど,【授業の体系性】,【授業内容・講義内容】ともに5.0という恐ろしい結果だったので,詳細については割愛します。まとめの代わりに卒業していったゼミ生たちが自由記述欄に残してくれたコメントを引用しておきます。

・「授業の雰囲気が最高に良かった。何でも気がねなく質問できる授業・環境づくりができていた。今までの大学の授業の中でもNo.1の授業で間違いないです。」
・「生徒の理解度に合わせて授業を進行してくださったところ。時折、冗談も折り混ぜながら引き込んでくれるお陰で楽しみながら、授業に参加することができたところ。」
・「どんな質問にも丁寧に答えてもらえました。例をたくさん出して授業がすすめられたので、分かりやすかったです。」
・「先生の解説が面白くて、興味を持って聞くことが出来ました。あと、発表者が毎回違うのも楽しかったです。自分の発表のときはプレゼンテーション能力が身に付いた気がします。」
・「先生\(^o^)/ 2年間ありがとうございました☆☆こんなゼミ生ですんません・・・・来年、気が向いたら遊びに行きます!」=気が向かなくても遊びに来なさい!
・「皆の意見を出しあって、楽しく授業できました。大澤先生のゼミをとってよかったです!!!」
・「先生がステキすぎて、震えた。」=君が震えているのを見たことが無いよ。
・「これから授業を受けられなくなるのがさみしいです。」
・「私語が多かった。」=活発な授業と私語が多い授業は表裏一体ですね。気をつけます。
・「2年間を通じて、その生徒のレベルに合わせて対応してくださったので、非常に助かりました。時に喝を入れながらも温かく見守ってくださって、居心地の良い空間を演出してくださいました。ありがとうございました。」
・「語用論て最初わからなかったけど、すごく興味深い内容と気付かされました。すごく楽しかったし、ゼミメンバーもステキでした!」
・「今までありがとうございました。先生のゼミでよかったです。」
・「2年間楽しかったですー!!大澤ゼミ最高!!ありがとうございました。」


2011年3月23日水曜日

卒業式

 2011年3月11日,東日本大震災以降,東日本の大学を中心に卒業式や入学式の延期がされる中,本学では予定通り3月20日(日曜日)に卒業式が行われました。来賓の方,学長皆が震災の被害に遭われた方へのお見舞いのことばを冒頭に述べつつの祝辞。学生たちはいろいろ思う所もあるんだろうけれど,表面上は何事も無かったかのように元気。こういった苦難を乗り越えるパワーは若者ならでは。今後しばらくは厳しい時代が続くだろうけれど,頑張ってほしい。

 春休み期間中に英国ウォリック大学に6週間の予定で留学していた学生たちも無事帰国。現地では街頭に立ち,東日本大震災への募金活動をしてくれたらしい。異国で見聞きする大震災報道,そして日本に実際に帰ってからの印象は違うだろうけれど,このような時に留学できたということは,とても貴重な経験だと思う。

 そして大学教員にとっての貴重な研究・研修期間である春休みも残りあとわずか。これから更に忙しくなるけれど,新たな一年に向けて頑張りましょう!!!

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2011年3月4日金曜日

ウォリック大学引率(2010.2.5〜2.14)

 うちの大学では毎年ウォリック大学に学生を派遣している(6週間)。ここ数年は2月のはじめにプログラムがスタートしていたので,ちょうど入学試験の時期と重なり引率に行くことができなかった。今年は運良く,入試が終わった後に出発する日程だったので,在外研究以来(2006~7年ウォリック大学にて)にイギリスを再訪した。
 1年間暮らしたキャンパスの風景,そして仲良くしていた人々との再会。何か特別なことをしなくても,単に大学内の図書館で勉強をしたり学生の授業を観察したりしているだけでとても幸せな毎日だった。ウォリック大学には様々な国籍,そして年齢層の人々が在籍しているので,僕みたいなおじさんがキャンパス内を歩いていたって何の違和感も無い(笑)。こういう環境で勉強できるというのはとても幸せなことだよなあとつくづく思う。
 いろいろと書き連ねるほどの滞在期間でもなかったので,撮った写真だけアップロードしておきます。そう言えば,今年のゼミ生で夏休みを利用して世界旅行をした人がいるんだよね。本当に羨ましい!きっと彼女はお金で買えないいろんなことを勉強して帰って来たことでしょう。。若者よ,海外に行け!(そして僕にお土産を買いなさい)以上!
 

2011年2月23日水曜日

MoodleMoot Japan 2011

 2011年2月22,23日に高知工科大学で行われたMoodleMoot Japan 2011に参加した。去年のMoodleMootの総会で,組織作りの必要性が訴えられ,はじめて有償で行われた会合。昨年の函館からいきなり高知ということもありいろいろな意味で変化に富んだものとなった。去年は凍結した歩道を滑らないように必死で歩いていたのに,今年はあまりの暖かさにコートが必要ないなんて・・・!!!それでは聞いた発表のうち,いくつかの覚え書き。

<1日目>
Stephen HENNEBERRY(島根大学)
iPad as assessment tools in Moodle-enabled classrooms.

 英語の授業内にiPadをMoodleを利用したクラスにおける評価ツールとして使う事例の紹介。単純に言えば,宿題や出欠のチェックなどのことを教室内でその場で行ってしまおうというもの。ソフトウェアとしてはAppleのNumbersを利用する(テンプレート?か何か)。iPadに音声や画像を入れておくとVGAケーブルで出力できるし,あるいはOHCなどの装置が教室内にあれば,そのようなものを利用してiPadの画面をプロジェクタに投影することもできる。Moodleを利用する上のiPadの弱点は,1)rich text editorが使えない(確か,Moodle 2.0では改善されるはず),2)ファイルがアップロードできない,3)defaultのgradeを付けることができない,の3点。これらに関してはiPadでMoodleを最大限に活用しようと思う方が無理な話かもしれない。

 予想外の使い方をしているという訳ではなかったけれども,教室内でのiPad活用に希望を与えてくれる発表だった。本学では,プラットフォームを問わない無線認証が開始されるはずなので,これからの使い勝手は増えそう。ちなみにMoodleをiPadで活用するためのアプリもいくつか開発されているのだけど,これらのソフト(mTouchmPagemBook)を導入するとどうなるんだろう?

Peter RUTHVEN-STUART. (公立はこだて未来大学)
Designing, Creating and Managing a Moodle Course for 250 students.
 1,2年生各200名,計500名を対象にしたcontent basedの英語コースについての実践報告。学生は最初の2年間でCommunication CoursesとVirtual English Programe 1~4を履修する必要がある。VEPのクラスは既存のものであったが,評価の難しさ、学生の満足度の低さ,学習習慣の形成につながらない,などの懸念から改善を行った。オンラインのみで教室内での学習は無し。コンテンツ作成のため,低予算でガイドラインを決めて作成者に依頼をし,コンテンツの作成を行なった。そして学生に,どの技能が伸びたと思うか,授業に満足したか,などの項目を自己評価させた。

 できることなら,発表資料を公開したい位の実践報告だった(いつまで見られるかどうかわかりませんが,本人のMoodleコースにゲストログインをすると資料を見ることができます)。とにかく圧倒された。オンライン上の学習のみで単位を認めるために行われている周到な準備,そして結果の評価などを行っている所に非常に好感を持った。フロアからは「コンテンツを販売あるいはシェアする計画は無いのか?」という声も聞かれたほど。基本的にはオンライン上で飽きさせない,また機械翻訳などに頼らせないような学習をさせる工夫が様々なされているのだけれど,1)これだけの労力をかけた教材を毎年使うのか,それとも定期的に変更するのか,2)担当教員の担当コマ数としてどのようにカウントされているのか,などの疑問が残った。この方は今まで函館で無償でMootを開催されていた方でもあり,このような人材は日本のMoodle普及のためにとても貴重だと思う。MoodleMootでは,このような実践報告は数が少なく貴重なので,このような実践報告の数が増えていくべきだろう。

【その他気になったキーワード】
Hakodate Online Platform for Education
Lextutor
Module: Timed viewing

KEYNOTE
Martin DOUGIAMAS
The current state of the Moodle project including Moodle 2.0, and future directions with Moodle 2.1

 今回MoodleMootに参加した人の多くは,この講演を聴きにきていたんじゃないだろうか。Moodle開発者であるMartinが来日して,Moodleの普及状況やMoodle 2.0についての話を行った。Moodle 2.0の特徴は,Security, Performance, Media Management, Integration, Usability, appearance, New Features。今まで以上に外部サービスとの連携を柔軟に行うことができるようになる。発表時のスライドはSlideShareで本人が公開しています。

 講演の中で個人的に興味を持ったのはCommunity Hub機能とMobile Appsの2つだった。前者については,去年もMartinの講演で聴いていたんだけど,あまり理解していなかった。どうやらMoodle上で作ったコースなどを共有するためのもの。Moodle 2.0では,“publish”することにより,そのコースを他の人も自分のコースとして利用することができるようになる。また公開されているコースであれば“join”することもできる。moochと呼ばれるシステム(確か,どこでもインストールすることが可能と言っていた)を利用すれば,そこでいろんな人が作った教材やコースを共有できるのだ。日本国内だけでもこのようなコースを共有することは意義があるだろうし,大学内のサーバーにmoochをインストールして大学内だけで教材を共有するというのもとても良い試みだと思う。

 次にMobile Appとして,携帯機器でのmoodle利用をオフィシャルにサポートする方向らしい。Appの特徴としては,task-focused, touch screens only, modular, secure, works offlineがキーワードとして挙げられていた。1つ1つのタスクに特化し,オフラインで作業したものをオンラインになった時にアップロードするなどのことがタッチスクリーン対応でできるようになるらしい。日本でもあと数年でスマートフォンが主流になるだろうから,是非近いうちに実現して欲しいな(そういう僕はスマートフォンにする予定は無い)。


Tetsuo KIMURA.(新潟青陵大学)
How to analyze and improve tests on moodle(ムードルでのテスト分析と改良)

 Moodleの小テスト機能で作成した多肢選択問題の結果をどのように分析するかというもの。Exametrikaについて紹介されていた。うーん,すみません,良く理解できませんでした。

Jack BOWER.(広島文教女子大学)
Making Vocabulary Tests in Moodle.

 Moodleの小テスト機能を利用して,語彙問題を作った実践例の紹介。語彙問題は翻訳や多肢選択などオーソドックスなもの。サーバーとしてはフリーのものを利用しているらしい(本人も言っていたが,フリーのため大きな広告がはいるので少々鬱陶しい)。発表をしている途中にフロアから「Googleの辞書機能で答えがわかっちゃうよ」という発表の根本を揺るがすような指摘があったり,40分の発表なのに半分以上時間を残して終わっちゃったり,と何だか大変そうでした。全く関係ないけど,名前がとても気になりました(笑)。

Nobuhiro KUMAI(学習院大学外国語教育研究センター)
録音再生モジュールの開発と外国語学習への応用 Voice Recording Modules for FL Speaking Development

 プログラムからの引用「従来CALL教室でしかできなかった録音・再生比較がMoodle上でも可能となるモジュールを開発した。これによって,外国語による録音や比較再生,シャドーイング練習が自習室や自宅など,インターネットにつながっていればいつでもどこからでも行えるようになった。」ということで,voicerecordingモジュールの紹介。有償のものでWimbaがあるが非常に高額であるということでNanoGong appletを利用したvoice board module,voice shadow moduleを開発したとのこと。前者は音声録音,後者はシャドーイングでの活用を意識したもの。映像やテキストなどと組み合わせることで活用法は無限大に広がりそうだ。しかも音声に対する項目ごとの評価,そしてピア同士の評価も行える。その他,自宅での学習時間を報告するためのself-report moduleも開発している。共通するのはeポートフォリオとしての活用を意識していること。録音したものや学習時間などはその学期中に提出したものすべてを一覧で見ることができる。つまり学期はじめに行ったシャドーイングと学期末に行ったシャドーイングを比較するといったことができるのだ。音声の質という点で言えば,専門家にとっては物足りない部分があるかもしれないが,一般の英語教員が通常の評価に利用する程度であれば,何ら支障は無い。Moodleでここまで出来てしまうのかということに,驚愕した発表だった。Moodle Modules - - NetCourse projectから入手可能。

<番外編>Dinner
 いつもは参加しないのだけど,Moodle開発者のMartinが来るということで,本学から4名で参加してみた。あまりの人気で人数を制限せざるを得ないほどのパーティー(って言っても居酒屋貸し切り)だった。居酒屋の建物は1階とロフト状の2階から構成されており,Martin以下Moodle Association of Japanの中心メンバーが座る席以外は自由席。せっかくなので,Martinから近からず遠からずの距離を確保。しかしこんだけの人数でしかも1、2階に別れて座っているので,全体で盛り上がることも無く(笑)。だけど,座った席は非常にメンバーに恵まれていたのでとても楽しく飲めた。3時間飲み放題で4000円。コース料理は次から次へと食べきれないほどのものが出てきて大変だった。何とかMartinと少し話すこともできたので,懇親会に参加した意義はあったかな。

<2日目>
Mariko ARITA, 大澤真也,中西大輔.
Moodle/Mahara全学導入にむけた試み

 今回の参加目的の主目的は,本学でのMoodle導入の経緯を発表することであった。Maharaというキーワードに関心が集まったのか,全学というキーワードに関心が集まったのか,予想外の盛況。正式にカウントはしていないけど,4~50名には来ていただいたのではないだろうか。あくまでも実際にやってきたことを紹介するだけなので,フロアとしてはなかなか突っ込みどころがないと思うのだけど,それでもいくつかの質問をいただけたので良かった。Moodleは手軽さもあり個人レベルで導入する人も多いけれど,このように全学レベルでもがき苦しみながら導入したこと、そして継続的に有志教職員を中心にワークショップを開催していること,などがどのようにフロアの人たちに受け止められたのか,機会があれば聞いてみたい。

Don HINKELMAN, Bob GETTINGS, Justin HUNT, Thom RAWSON.
Recording and Displaying Video in Moodle.

 技術的なことはよくわからないのだけど,音声だけでなく映像もMoodle上で録音できてしまうというもの。poodLLというものらしい(ネーミングがかわいい)。もうとにかくすごい!開発者のMartinも聴きにきていて興味津々で質問を投げかけていた。基本的には音声だけでなく映像もまでもMoodle上でボタン一つで録画できてしまうというもの。帰りの便の都合があり最後までは聴けなかったんだけど,Moodleのサーバーのスペックが高ければ,そしてJAVA Runtime,Red 5Serverがあれば利用できるらしい。

【気になったキーワード】
“Moodle” official music video
Google Docsを利用したプレゼンテーション,
Kaltura
Elluminate

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 ということで2泊3日の高知出張が終わった。MoodleMootの特徴は英語母語話者の参加が非常に多いということ。発表も日・英両言語での発表が可能。実際多くの日本人が英語が専門ではなくても最低限の英語を使いこなす(というかそうでないと参加しても理解するのが困難)し,英語母語話者の人たちも多くが流暢な日本語を使いこなす。そういう意味では他の学会でありがちな「英語の発表=英語母語話者のみのオーディエンス」,「日本語の発表=日本語母語話者のみのオーディエンス」という構図は無い。実際,僕たちが行った発表にも多くの英語母語話者が参加していた。またイメージとしては日本人はどちらかと言えばいわゆる技術屋の人が多く,英語母語話者の人はどちらかと言えば英語教師を生業としている人が多い。Moodleが専門なんてことはあり得ない訳で,それぞれがアットホームな雰囲気の中でMoodleに関連する技術に関する報告や,授業での実践報告をしているのが印象的だ。ただそのアットホームさが故に発表の質が必ずしも高くないものが散見されるのも事実。ConferenceではなくMootではあるのだけど,これは今後の検討課題だろう。
 総会ではMoodle Association of Japanの今後についても様々な議論が交わされた。今回は有償で行ったはじめての学会だったが,参加費の一部をMoodle基金に寄付し、その他もほぼすべてを運営費に費やした。しかし参加者の中からは,今後も安定してMootを開催するためにはReserve Fund,Cushionを確保しておくべきだという声が多く聴かれた。確かにレポートによれば,今回のMootの参加者は国内外含めて208名だったが,これだけの人数を集めることができた理由の1つはMartinの来日だろう。来年Martinが来日しない場合にもそれだけの人数を集められるかということを考慮に入れて,運営を考えていく必要があるだろう。というか,今まで無償で開催していたMoot関係者の人たちは本当にすごい!!!

 最後に補足として,twitterで知っている人に直接会うのは何だか不思議だけど親近感がわいたよ。twitterアカウントを持っている人は,#mootjp11 で検索してみて下さい。Moot関連のつぶやきを見ることができます。

2011年1月5日水曜日

あけましておめでとうございます

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 去年は学習履歴管理システム(LMS)であるmoodleの導入,そして学習支援センター関連でカナダのKwantlen大学(3月)への視察に始まり,何かと忙しい1年だった。夏には研究費を調達するための書類書きを2つも行い,書類書きが趣味になった,というか書類恐怖症になったり(笑)。そして秋には恒例の入試業務,そしてeラーニング関連で共同発表を2件,電子辞書関連で1件行った。年末はこれまた恒例の卒業論文指導。今回は16名の指導を行ったので,16名×20ページ(うちのゼミでの最低限のページ数)=320ページの読書を何度となく行った。書く方ももちろん大変だけど,読む方もやっぱり大変だ。
 プライベートでも5月に台湾,6月に兄との飲み会(ありそうでなかなか無い),7月には親戚および大学時代のサークルの友人の結婚披露パーティー,12月には父親の古希のお祝いもした。数年前に卒業した卒業生に街中で何度かバッタリ会ったり,何度来年度使用予定の大学案内を作成する会社の担当が元ゼミ生だったりと,何かと懐かしい素敵な出会いが多い年でもあったな。
 総括してみると結構充実した1年だったんじゃないかと思う。ここ数年あんまりそんなことを思っていなかったから,良しとしよう。今年はこれまた恒例の学期末試験,そして入学試験業務に始まって,2月には久しぶりに学生の引率でイギリスに行ける!そしてそれから帰ったらmoodleの研究会で実践報告を行う予定。学習支援センターで新たなテキストの開発を計画しているので,そちらの業務も年度末に向けて本格化する。今年も何かと忙しい1年になりそう。
 月並みだけど,今年の抱負。今年のテーマは【基礎を固める】にしたい。何かといろいろ動き出しているからこそ,しっかりと今のうちに足場を固めておきたい。最近ほんっとにきちんと読書してないし,論文も書いていないので,今年はそこに優先順位を置きたいな。やっぱり教育を充実させるためには自分がきちんと勉強(研究)していないと出来ないから。そしてプライベート>仕事。プライベートで遊んで楽しんでないと,仕事は楽しめない。大学で仕事をし始めてからのモットー,「よく遊びよく学ぶ」を今年も実践したい。あっ,あとギャグのセンスも磨きたい(おやじ化予防)!!!

【今年頑張りたいこと】
【仕事】
・新たに担当する授業の充実
・moodleの活用を継続
・maharaの活用法を検討(ゼミでの本格的導入)
・共同研究(電子辞書関連)の発表および論文執筆
・共同研究(eラーニング関連)の発表および論文執筆
単独での研究発表および論文執筆

【プライベート】
一度は海外に行きたい(第1候補:韓国)
・スペイン語あるいは韓国語のお勉強
・楽器の演奏を再開(ここ数年のテーマ)
・毎週(あるいは隔週)1度は運動(第1候補;水泳)
・じっくり映画を観たい(最低1本)



2010年12月16日木曜日

10月,11月,そして12月

 気が付くと2ヶ月以上もブログを書いていなかった。最近は思いついたことをtwitterでつぶやいて,メモ代わりに使っているので,わざわざまとまった量でブログに書く必要性を感じなくなってしまっていた。Steve JobsのプレゼンのようにBullet pointsを140文字以内で言い切るというのは大切なことなのだろうけれど,一応物書きさんという職業でもある以上,あまりにもtwitterだけに依存するのは危険な気もする(笑)。とりあえずは,過去のtwitterを見直してこの2ヶ月ちょっと何を思っていたかを見直してみる。

その1)Maharaは面白い。
 最近流行のポートフォリオ,そしてSNS昨日を持つオープンソースのeポートフォリオMaharaのフォーラムに参加した。Moodleと同じく,オープンソースなので知識さえあればインストールして利用するのは無料。両方ともちょっと癖があるんだけど,やっぱり無料でこれだけのものが使えるっていうのはすごい!eラーニングを避けて通るのはこれからの時代無理だろうから,最小限の(金銭的)コストで教育効果を少しでも上げる手助けができる技術は積極的に導入するべきだと思う。但し難点は,それだけのことをしようとするとそれだけの(時間的)コストがかかるということ。授業準備やオンライン上での活動に対するフォローなど,仕事量は倍増どころの騒ぎじゃありません・・・。

その2)Googleのテクノロジーを活用する。
 好きな人嫌いな人いろいろいるけど,Androidをはじめとして最近またもや注目を集めつつあるGoogle。Google Chrome OSも出るし,今後も期待大。今までは新しいテクノロジーをどこで探せば良いのか分からなかったんだけど,Google newというサービスを使うと,見つけやすい模様。

その3)USTREAMはすごい。
 本学でもMoodleのワークショップ等を定期的に生中継しているんだけど,無料で世界に向けて実況中継が出来るという優れもののシステム。最近では坂本龍一さんや宇多田ヒカルさんがライブ等で活用したことでも知られている。自分でもiPhone等があれば,何とその場で実況中継をできちゃう(らしいよ)。このサービスは使わなきゃ損です。

その4)iPad,iPod Touchが仲間入り
 この2ヶ月の間にこの2つの機器が僕の研究室に仲間入りした。iPadはPDFファイルの閲覧やちょっとした入力作業に,iPod Touchは今まで通り自分の英語の勉強やスケジュール管理などのために試用中。Retinaディスプレイいいでっせ。

その5)大阪には~の歌
 なぜか知らないけど,最近のマイブームの

その6)何だか楽しくなる映像
 ・ミュージシャンが楽器を忘れてしまった!
 ・ドッキリ!

その7)あの人は今!?
 あんだけ騒がれていたサンデルさんはどこに行ったのだ?僕も騒いではみたが,実は一度も授業を見たことがない。内容というよりは授業テクニック的に興味があるので何時かは見てみたいだのけど・・・。そういや,今は「白熱教室 in Japan」なんてことになってるらしいじゃないですか!ちょっと違和感あり。

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 そんな感じのここ2ヶ月。そう言えばこの年になってはじめて研究費なるものに応募するための書類書きを複数行った。ある意味論文書きよりも書類書きが趣味だった2ヶ月だったなあ。今年度はほんっとに新たなことをいろいろ始めたので,全てがきちんと定着するように頑張りたい。今年出来なかった心残りとしては,1)スペイン語のお勉強,2)htmlのお勉強,かな。来年の課題にしよう。

 やる前から「私には才能が無いから」とか「やっても意味がない」と思ってしまうのは,自分の可能性を捨ててしまっている。「私には才能が無いから勉強しない」とか「TOEICで高得点取ったって英語は喋れない」とかいうことばは言い訳にしか過ぎない。「TOEICで高得点取ったって英語は喋れない」とか言う人に限って実はTOEICを受験すると高得点が取れない場合だってあるのだ。それだったら,実際にTOEICを受験して満点取って「ほら,僕満点だけど英語喋れないでしょ。だからあなたも全然ダメ」と言える方が格好良いかなあと思う今日この頃。

話は全く変わるけど,Dreams Come Trueのコンサートにも行ったんですよ!まさに青春真っただ中に聞いていた人たちなので何だか感動したしトキメイターーー!

来年度以降,自分の中で改善しなきゃいけないこと:
・英語関連のお勉強:
英語の勉強を地道にするだけではなくて,英語試験(TOEICやTOEFL)を二日酔いでも満点取れるレベル位にはなりたい。
・統計のお勉強:
今までは避けて通ってきたけど,ようやくSPSSを使って分析をしてみた。やらなきゃわからない。でも今の統計に関する知識は幼稚園レベルだと思うので,少しは知識やスキルを向上させたい。
・語学のお勉強:
英語は趣味じゃなくなってしまっているので,スペイン語や韓国語を趣味で勉強したい。今の時代,1カ国語しか外国語を喋れないのは時代遅れだ。
・eラーニングにかかわるスキルのお勉強:
おそらくプログラミングができるレベルには到達できないけれど,一定のレベル以上で使いこなせるだけの知識やスキルを身に付けたい。今後ますます必要とされるはずだし。