2009年10月14日水曜日

Microsoftの陰謀

 今までメールを受け取った際,添付ファイルにwinmail.datというものが付いていることが多々あった。でも,先方は添付メールを付けたなんてメールの本文に書いていないし,知らないものは開けない(というかこのファイルは開けられない)のが基本なので無視していた。先日,「資料を添付しました」というメールが届く。添付ファイルにはwinmail.dat。添付ファイルが届いていない旨を会議で話題にすると,Aさん(Mac使い)「私のには付いていましたよ」,Bさん(Windows使い)「私も付いていませんでした」とのこと。???ということで調べてみた。すると何とこのwinmail.datが問題だということが判明。

Microsoftの説明
Appleの説明

 どうやらメールの送り主がMicrosoft Outlookを使用して「リッチテキスト形式」でメールを送付した際,添付ファイルがwinmail.datに飲み込まれてしまうという現象があるらしい。一番の原則は昔から言われているようにメールの送り主は「テキスト形式」でメールを送ること!!しかしMicrosoftよ,問題を認識しているなら解決しなさい。対処法は以下の3つ。

対処法その1)メールを転送する
GmailあるいはYahooメールに転送する。しかし何故かHotmailでは開けないらしい。。。そうすると添付ファイルのタイトルは文字化けするけど,開けます。

対処法その2)フリーソフトをインストールする
以下のソフトは無料なのでインストールしておくと開けます(「wimnail.dat」,「開く」などのキーワードで検索すると幾つかのソフトが出てきます)。

TNEF’s enough
(Mac用,Snow Leopardにしている人は指示に従ってRosettaのインストールが必要)
Winmail Opener(Windows用)

対処法その3)アドオンを入れシームレスに開く
メーラーにソフトウェアをインストールし,winmail.datをきちんと認識できるようにする。

LookOut(Thunderbird用)
(このAdd-Onsをインストールしておけば完璧ではないものの,読めるようになります)
Letter Opener(Mac Mail用)
(残念ながら有料)

 対処法その1が一番簡単。いちいち添付ファイルがあるかどうかを確認せずにすむためには対処法その3が良いと思われます。しかし,面倒くさい。まさにMicrosoftの陰謀。あっMicrosoft好みで言えば,メーラーはOutlookを使うと大丈夫(どうやらOutlook同士でも読めない場合があるらしい。どういうこっちゃ?12:33追記)。
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ちなみに僕はメーラーはMac付属のMailではなくThunderbirdを使っています。Mailは自動的に本文を折り返してしまって,メールを受け取る側が読みにくいことがあるらしいので(StopFoldというソフトをインストールすると解決するらしい)。でもやっぱり今の所Thunderbirdが好き(Mozilla参照)。オープンソースと言うことで無料だし,自分好みにカスタマイズできるのが良い。しかもMac,Windowsなどのプラットフォームにかかわらずアップデートの頻度も高いので安心。ブラウザのFirefoxはSafariと比較するとちょっともたつくし読めないサイトもたまにあるので,Safariと併用しましょう。

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